プロフィール

管理人について

こんにちは、「やそ」と申します。普段はWEB業界で働く40代です。
困ったことに強度HSPです。HSSとHSE、両方の面も持ち合わせています。

好きなものは、音楽・甘いもの・良い景色・ゆるくてかわいいもの・お笑いなどです。
青や紺ばかりの服を選んでしまうという特徴があります。
メガネですし、メガネびいきです。

HSPを知ったきっかけ

私がHSPであることをはっきり自覚したのは2020年の9月でした。
ワイドナショーにロンブーの淳さんが出演された時に話題となり、自分も診断をしてみようと試みたところ・・・強度HSPであることが判明しました。

正直、愕然としました・・・。幼い頃から、周囲と馴染めず、自分が変なんじゃないか?と悩んで生きてきました。
学校や会社での団体生活において常に違和感があって、社会人になってからもWEB業界には長くいるものの、転職歴がかなり多いです。
若い頃から免疫系やストレスに弱く、胃潰瘍になったり、心療内科にも何度かお世話になったことがあります。

その原因は、親や家族との関係性にあるのではないかとずっと考えていました。

親のせいだと思っていた

私自身はいわゆる「親ガチャにはずれた人」に該当すると思っています。
恥ずかしいのですが、私の半生のざっくりとした年表をご覧ください。

やその半生
  • 0歳
    商売をやっている家の末っ子(4番目)として生まれる
  • 幼稚園年長
    自分の家が貧乏であることを知る
  • 小学校1~4年
    自分の家が他の家とは違うことが徐々にコンプレックスになっていった時期
  • 小学校5~6年
    陰キャな上に太ってしまう → 若干いじめられる
  • 中学1~3年
    普通の公立校なのに軍隊?みたいだった中学校生活・・・鬱に近い状態に
  • 高校時代
    母に机の引き出しに隠していたバイト代の1万円を盗まれる(計2回)
  • 21歳
    母から「急に死なれても困るから自分で生命保険に入れ」と言われて入る
  • 22歳
    その保健料を母に預けていたら使い込まれて督促状が来る(半年分を計2回)
  • 23歳
    実家にいない方が良いと決断し、一人暮らしをはじめる
  • その後①
    姉が母に20万を貸すも返済されず(現在も返済なし)
  • その後②
    母が姉にちょいちょい1万円くらいを借りるようになる。にも関わらず、そのお金でランチをおごってきたりする(もちろん返済なし)

えーと、ご覧のようにうちは母がちょっと変です。
普段は私達子供にまで下からの態度で接してきたりして、感情の所在がわからないような所があるのですが、かと思えば突然ヒステリックになったり、お金や欲の部分だけがめつかったり・・・
子供の私から見てもよくわからない人でした。(今もですが)

私は小・中学校と辛い時期があって、小学校の高学年の時、自分の生きている価値がわからなくて学校の作文に「早く死にたい」と書いてしまったことがあるのですが、学校から報告は受けていただろうにそれについて対話をしてもらえたことはありませんでした。
中学の時には、泣きながら母に学校に行きたくないと懇願したことがあったのですが、その時も「なんでアンタだけそんな子供なんだ!」と怒鳴られただけで、助けてはもらえませんでした。

家が商売をやっていたので忙しいかったせいもありますが、そもそも「今日学校で何があった?」という会話を一回もしたことがありません。
幼い頃に忘れ物が多かったんですが、そう言えば前日に次の日の授業の準備をするなどのしつけを受けたことがないんですよね。(これは父からもだけど)

そもそもなんですけど、普通のお母さんって思春期の子供の机からお金盗みませんよね?
よそ様にそんな事はしないのですが、育ててやったんだから・・・と考えているところがあるみたいです。
大人になってからも姉から借りたお金を返してくれないとのこと。
帰省した際には、荷物から目を離してると勝手に財布の中身を見ていたりするので、実家にいるのになぜか貴重品を持ち歩かないといけない状態だったりするんです。。

年を重ねて全体が見れるようになると、母のそうなった原因がきつくあたっていた祖母や、そんな母を放置し、家族と向き合うことを避けてきた父にもあることに気付き、私にとって両親たちは反面教師になっていきました。
こんな人になっちゃいけない。だから頑張って自立しなきゃ・・・!と。
そうして、私は親から大切にしてもらえている実感があまりないまま大人になってしまいました。

苦しみの原因は、それらのトラウマのせいだと思っていたんですよね。
親ガチャ外れた人には共感してもらえると思うんですけど、キツイんですよ。子供として一番信頼したい人を信頼できないって。

ですが、自分で思うんです。自己憐憫だなぁ、と。
変な家に生まれたからと言って、虐待を受けていた訳でもないし、私よりもっと苦しい思いをしてきた人はたくさんいる・・・幸い、親とは距離を取ればなんとかなるので、だから自分なりに克服しようと努力をしてきたつもりではいました。

見た目から自分を変えようとファッションに気を使ってみたり、アドラー心理学の本を読んでみたり、心理や脳科学の視点からものを見るようにしてみたり、自分を客観的に見ようと『メタ認知』を意識したり。フィジカル面でも、毎週10キロ程度走りに行っています。

そのおかげか若い頃に比べたら、できるようになった事もあると思います。
だけど、社会生活の中でぶり返すんですよ。何度も。同じようなところでつまずくんです。

強度HSPだと判ってからは、自信が無かったり自己肯定感が低かったり、こんなにも弱いのは親のせいだと思ってきたけれど、過去の事がこんなにも深い傷になってしまっているのはHSPだからだと自覚してしまって、やっぱり自分自身の問題だったんだ・・・と打ちひしがれてしまいました。

HSPの人はもともと神経が過敏で傷付きやすく、深く考え込んでしまいやすい性質を持っています。
浅い傷で済んだかもしれないことが、過敏であることでより深く刻まれてしまったんだろうと思うんですよね。

だけど、死ぬわけにはいかないし

HSPが判明した頃、当時の会社の状況悪化や趣味のコミュニティ内の不和が重なり、精神的につらい状況が続いていました。
趣味を辞め、2021年に入ってからは転職し、それを機に自分を見つめなおさなきゃいけないと考えるようになりました。

今までと同じやり方ではいけないことに気付いてしまったんです。
先に書いた努力は全然無駄ではないと思うのですが、「強くなろう」とか「変わらなきゃ」っていうことをしていたんです。

つまり、向いてないことに力を注いでたんです!

HSPについて既に詳しい方はご存知かと思いますが、HSPさんは向いてない事は本当に向いていない。むしろ、得意なことや長所を伸ばした方が活躍できると言われています。

HSPは病気ではないですし、もう過敏な自分が治ることや変わることはありません。
だからといって死ぬわけにもいかないし、どうせ生きていくなら楽しく・自分らしくいかなきゃ損だし、自分を活かした方向に進んで行きたいなぁって思うようになったんですね。

このブログについて

このブログはそんな自分の経験が何か活かせるんじゃないか、と思って始めました。
過去の苦しみを開示し解放させることで、自分を見つめ直したいという意図もあります。

内容はHSPさんにとってプラスになりそうな話題を中心に、あるある漫画や日々思うこと等も書いていく予定です。
私に何ができるかわかりませんが、HSPさんがちょっとゆるっとなれる、そんな気休めになるような読み物として楽しんでもらえるようにして行きたいと思っています。

そうすることで、同じようなHSPさんにも「あー。。この感じ、自分だけじゃなかったんだ」って思ってもらえるような気がしています。
また、周りにHSPさんがいる方にも、HSPをより知ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。

HSPさんが明日も元気に過ごしていけるように。
また、自分もHSPであることを活かした生活ができるように、ここから何かを発信できればと思っています。

最後まで長文をお読みくださり、ありがとうございました!

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